お金にまつわる就活生向け情報サイト”フレフレ”。就活に必要な経費のこと、入社直後から考えたい収入・支出のことなど、就活生に必須のお金情報を活用していこう。


インターンやエントリーの情報収集は、インターネットで企業HPや就活情報サイトを介しながら行われています。インターン等の開始までにパソコンやスマホなどのデバイスと、会社訪問時のリクルートスーツ類を用意する必要があります。これ以降は、試験や研修のための交通費や宿泊費などの費用がかかってきます。また、就職後は給料日までの生活費と、奨学金を受けていた学生は返済が始まることにも注意が必要です。
中部地方の学生は、全国平均にくらべて平均で8,061円余分に支出しています。全国平均より交通費+5,826円と宿泊費+5,902円の支出があり、地元以外にも東京や名古屋などの都市部へ移動しての就活が行われていることも推測されます。また、備品代が1万円程度に収まっている状況から、パソコン等の情報端末は、就活以前に入手済みのものを利用している学生が多いように思われます。
私が就活を始めたとき、就職したい業種がなかなか絞れず、50社以上の説明会に参加しました。一番お金がかかったのは、交通費でしたね。2ヶ月くらいのアルバイト代を使い、生活が苦しかった覚えがあります。
でも、そのおかげで、様々な業種のことが学べましたし、多くの働く先輩方に会えました。そして、じっくり自分に合った会社を考えることができました。今は大好きな会社で働くことができています。
この「就活とお金Navi」では、就活を始める学生の皆さんに役立つ情報をお伝えし、少しでも就活の参考にしてもらえればと思っています。ぜひ、活用してみてください。
2015年度の初任給は、上記3つの学歴で前年を若干上回っているようです。アルバイトを経験している学生も多いと思いますが、社会人として一人立ちしていくうえで、得られる給与をどう使っていくか事前に計画を立てておくことも大切ですよね。給与の範囲で生活をしていくペースを早めにつかめると、将来のことを考える余裕も出てきますよ。
就職して数年後から30歳になるまでの若手社員がもらう月給額の目安です。学歴別ではなく、平均値になりますが、初任給と比べてどのくらい増えるものなのか参考になると思います。まだ就職する業種が決まっていない学生は、このような統計数値をもっと詳しく調べてみてもいいかもしれません。25~29歳の年代になれば、結婚を考える人も多くなると思います。家庭を持つときには、お金も大切な要素になってきます。将来のライフイベントをイメージしながら、お金のことを考えていくことも、社会人として大切なことですね。