ニュースリリース

独立行政法人国際協力機構が発行するソーシャルボンド(社会貢献債)への投資について

2020.06.26

  当金庫は、環境や社会等に配慮したESG投資の観点から、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」という)が発行するソーシャルボンド(社会貢献債)に投資したことをお知らせいたします。

  「ソーシャルボンド」とは、調達された資金が社会課題の解決に資する事業に充当される債券です。JICAが発行する国際協力機構債券(JICA債)は、国際資本市場協会(ICMA)が定義を公表している「ソーシャルボンド」の特性に従う日本初の債券であり、加えて、2019年12月に改定された、日本政府の「SDGs実施指針改定版」の本文においては、「社会貢献債としてのJICA債の発行など社会的リターンを考慮するファイナンスの拡大の加速化が、SDGs達成に向けた民間資金動員の上で重要である。」として、SDGsを達成するための具体的施策のひとつとして位置づけられています。

  当金庫は「静岡ろうきんSDGs実践方針」を策定し、人々が喜びをもって共生できる社会の実現そして、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現をめざし取組みを進めております。本投資が、社会貢献事業への支援を果たし得る手法として、開発途上国における社会課題の解決、日本および国際経済社会の健全な発展のために活用されることを期待しております。

  今後も「ろうきんの理念」に掲げる「人々が喜びをもって共生できる社会の実現」をめざし、勤労者福祉金融機関としての社会的責任・役割を発揮してまいります。

以上

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